物質化学工学科は,物質の性質や変化の仕方を調べる「化学」を勉学の基礎としています。我々の生活は高機能,多機能の製品によって便利で豊かになっていますが,それらの製品のすべてを支えているのが「化学」です。また,このような便利な生活を将来にわたって続けていくためには,高機能,多機能なだけでなく地球環境にやさしい製品であることが求められています。
物質化学は,食料,医療,環境保全,エネルギー,情報,材料など,現代生活を支えるあらゆる分野の基礎と,地球上の有限な資源をもとに将来にわたって豊かな生活を持続させるための役割を担っています。「化学」の楽しさと重要な使命を学び,想像力豊かな人に成長することを望んでいます。
物質化学工学科を卒業すると、このような製品の研究・開発・製造に関わることができます。
全員白衣を着て実験します
重量分析の実験中
有機合成の実験中
プラスチックやセラミックスなどを応用した様々な新素材の開発とその性能評価、あるいは食品や医薬品生産に活用されるバイオテクノロジーに関する知識と技術などを学びます。
ポリスチレン合成
DNAの抽出
化学電池の性能評価
有機化合物の構造を解析中
微生物の培養中
分離分析装置にて目的成分の検出中
抗体を用いタンパク質の検出
全学科共通の卒業認定方針以外に所定の単位を修得し、
かつ以下のような能力を身につけた学生に卒業を認定します。