生産システム工学専攻

境界領域分野における総合的研究開発能力の育成

 生産システム工学専攻は,本科の機械システム工学科,電気情報工学科および制御情報工学科で修得した基礎学力をベースとして,それぞれの専門分野の技術が融合した境界領域分野の諸問題にも対応できるように教育課程を編成し,コンピュータ利用・応用技術,エレクトロニクス技術,制御技術および情報・ネットワーク技術等の技術が結集された生産システム分野において活躍できる,総合的研究開発能力を備えた技術者を育成することを目標にしています。

教育目標およびカリキュラムの編成方針

教育課程表およびシラバス

特別研究

 本校専攻科は,高等専門学校における5年間の課程で培われた工学に関する知識・技術の基礎をより深く学び,これからの社会を支える工業技術のスペシャリストとなるために,特別研究に約2年間の時間をかけます.ここ最近の特別研究テーマを下に示します.

  • 多層陽極酸化膜の物質移動と電気的特性
  • スパッタ法による二酸化チタンの成長と色素増感太陽電池への応用
  • 発電機運用計画問題に関する研究
  • ワンチップマイコンを使用した布地切断機の製作
  • スモールワールド理論のAGV経路設計への応用
  • 「人工関節の形状測定と評価の研究」
  • 「リバースエンジニアリングの研究」
  • 「環境を考慮した未利用エネルギ-を利用する新マイクログリッドシステムの経済的運用システムの評価・検討」
  • 「加速度センサを用いた変位計測に関する基礎的研究」
  • 「Javaアプレットを用いたバス情報表示システムの開発」
  • 「電力貯蔵装置の最適運用に関する研究」
  • 「木質ペレット用ストーブの開発と燃焼特性」
  • 「輝炎における色と明るさの数値解析」
  • 「流動点降下剤を添加したBDFの噴霧燃焼特性」
  • 「2自由度実験装置の試作-動不釣合いと減衰-」

担当部署:専攻科

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