平成31年3月9日（土）・10日（日）に，電気通信大学にて開催された『Game AI Tournaments 2019(GAT2019，電気通信大学・情報処理学会主催)』のミニ四駆AI部門に，電気情報工学科5年生の氏川知英さんが，卒業研究で制作した成果物(ミニ四駆本体，マイコン類およびセンサ類とプログラム)とともに出場しました。

　GATは2016年に初めて開催され，ゲームAIを題材とした学術的目的の総合コンペティションとして，毎年実施されています。色々なゲームAIのコンペティションが集い，開発者が一堂に会する情報交換の場にもなっています。

　今年度のミニ四駆AI部門には，13チーム(企業・社会人5チーム，大学院・大学7チーム，高専1チーム)がエントリーしました。氏川さんは，「ミニ四駆の走行におけるIMUセンサの利用に関する基礎的研究」というテーマで，約1年間にわたり卒業研究を行い，13チーム中7位と，社会人や大学院生が多数の中で健闘しました。大会の詳細な競技の模様や競技結果は，ホームページ（http://minerva.cs.uec.ac.jp/gat_uec/wiki.cgi?page=%C2%E8%A3%B4%B2%F3GAT2019）からご覧頂けます。

　なお，「ミニ四駆」は株式会社タミヤの登録商標となっています。

 

当日の様子	参加チームのコンピュータやセンサを搭載したミニ四駆
氏川さんが作成したミニ四駆(マイコンと慣性センサ搭載)