「鈴木夕湖選手(平昌冬季オリンピック女子カーリング銅メダリスト)」オリンピック報告会を実施しました。更新日:2018/07/30
平成30年7月10日(火),本校において,「鈴木夕湖選手」オリンピック報告会を開催し,学生・教職員,来賓合わせて約900名が出席しました。
報告会では,鈴木夕湖選手から,オリンピックでメダルを獲得するまでにカーリングを通して学んだこと等について,パワーポイントを使用して説明があり,「見方を変えれば,楽しいことやポジティブなことが絶対にあるので,それを見つけて自分なりに楽しむことが大事」と在校生にエールをいただきました。また,最後に鈴木夕湖選手が「世界一を目指します!」と語ると,会場全体から大きな拍手が送られました。
終了後に,本校から,実習工場で作製したカーリングのストーン型のペーパーウェイトとせっけん,教職員や当時の学級担任等からの寄せ書きを贈呈しました。
引き続き,鈴木夕湖選手と谷口国立高等専門学校機構理事長による対談が行われ,いちごの「もぐもぐタイム」に始まり,谷口理事長から「高い目標を設定して挑むことでチャレンジする心が育まれ成功につながる」と語られ,鈴木夕湖選手も「学生時代,勉強が大変な中で仲間たちの助けや家族や教員など,周囲の助けがあったからカーリングを諦めずに続けられ,そのことが自信につながっている」と話されました。
また,鈴木夕湖選手からカーリング競技について,作戦や道具など,様々な例を挙げながら紹介があり,カーリングは観客の入り具合や天候など,些細な要因で氷に影響が出るため,このあたりをぜひ高専で研究してほしいこと,在校生のスポーツ競技参加への配慮をお願いしたいことの要望が出されました。対談終了後は,市内ホテルで教職員と当時の恩師等が鈴木夕湖選手を囲んで祝賀会が行われました。
今回,本校卒業生によるオリンピックでの活躍は,在校生にとって今後の学生生活に非常に良い刺激となり,勇気と希望を持ったことと思います。
鈴木夕湖選手,このたびは本当にありがとうございました!学生・教職員一同,今後益々のご活躍をお祈りしています。