１月２２日（金）から２４日（日）まで，札幌ドームで開催された札幌モーターショー２０１６・北海道自動車産業ゾーンにおけるイベント「北海道ハンドメイドエコカーコンテスト」（道内の高校・大学等６校７チームが参加）に，本校の５年生３名が卒業研究で製作した”本格的な電気自動車”を出展しました。

　このコンテストは，「北海道の地域性に配慮した手作りエコカー」の製作を通し，若者のユニークな発想や創意工夫を発信しながら，「ものづくりの楽しさ」の再認識，チームワークにおける創意工夫により，学生の技術力・意識の向上と次世代の担い手の育成を目的として開催されたものです。

 

　今回は，「北海道の女性のための『北海道らしいエコカー』」がテーマとなっており，本校学生が製作した車は，自動車周りの空気の流れを解析することにより雪が舞い上がって視界不良になるのを防いだり，駐車時の運転操作がしやすいように車体後部を短くするなどの工夫がされたものでした。また，ハンドメイドということで，フレームの組み合わせ端部を複合工作機械で加工し，溶接するなど構造の全てを手作りしました。

 

　このモーターショーには，３日間で１０万人を超える来場者があり，多くの人で賑わいました。

　本校が出展したエコカーには，子供たちを中心に行列ができるほど集まり，スマートグラス内のシミュレーション映像を見ながらの仮想運転を体験してもらいました。

　

　札幌モーターショー2016公式サイト：http://sapporomotorshow.jp/

 

▲　　　　　　　ANCT Delight（出展エコカー）　　　　　　▲
▲　　　　　　　来場者に説明する学生　　　　　　　▲