「2014年度 高専女子フォーラムin北海道」が開催されました。更新日:2014/10/01
9月6日(土),北海道大学の学術交流会館において,「2014年度 高専女子フォーラムin北海道」が開催されました。
これは,高専機構の主催により,女子高専生の実力を社会へ向けて発信し,女性技術者の活躍促進について企業の方と高専関係者が共に考える場とすることを目的として,平成25年度から3年間にわたり全国8地区での開催が予定されています。
今年度は,東海北陸地区(8月開催)に次いでの北海道地区開催となり,本校からは,運営業務のサポート学生を含めた本科3年生から専攻科2年生までの18名の女子学生と,清水校長以下9名の教職員が参加しました。
今回のフォーラムでは,前日に高専女子フォーラムでは初となる交流会が行われ,各テーブルでは乾杯の前から他高専の女子学生と自己紹介や写真撮影が始まるなど,女子のコミュニケーション力の高さに教職員は驚かされました。
フォーラム当日は,午前中に女子中学生を対象とした女子学生によるプレゼンテーションが,高専の専門教育・研究活動・学生生活をテーマに全体で36件発表され,「高専女子」のポテンシャルの高さをアピールしました。
午後からは,参加企業19社からプレゼンテーションが行われ,各企業の男女共同参画の取組み等について専用パンフレット等を用いた説明があり,女子学生達はあらかじめ用意されたPRポイントを記載した名刺を使用して,積極的に名刺交換や質問を行う姿がみられました。その後は,再度,企業担当者を対象に女子学生によるプレゼンテーションが行われました。
なお,当日は各高専の入学相談ブースが設けられ,女子中学生と保護者が,志望する高専のブースで教職員から説明を受ける姿がみられました。
この日のフォーラムには,女子中学生,保護者,企業関係者も含め234名の参加があり,将来女性技術者を目指す女子高専生の活躍に対する期待の高さがうかがえました。
今回参加した女子学生たちは,事前の発表ポスター作りから発表の練習まで長期間の苦労がありましたが,当日は全員生き生きと積極的に発表していました。
帰りのバスの中ではさすがに疲れた様子でしたが,今回の経験を活かして将来社会で活躍してくれるものと期待しています。
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交流会での一コマ(校長先生と) | 中学生向けポスター発表の様子 |
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企業担当者の説明を聞く学生たち | 最後に全員で記念撮影・お疲れ様でした! |