第6回北海道地区高専テクノ・イノベーションフォーラムを開催しました。更新日:2014/03/07
3月3日(月),札幌コンベンションセンターにおいて,北海道地区の4高専が主催し(当番校:旭川高専),第6回北海道地区高専テクノ・イノベーションフォーラムを開催しました。
このフォーラムは,国立高等専門学校機構の産学官連携戦略展開事業の一つとして毎年開催しているものですが,今回は平成26年度開催予定の第12回全国高専テクノフォーラムのプレイベントと位置付け,北海道地区4高専と,主に札幌の企業技術者(高専OB)との産学連携及びイノベーションの模索並びに絆の構築を目的として実施したもので,関係者を含め117名にご参加いただきました。
当日は,弘前大学学長特別補佐 井口泰孝 氏による「地域イノベーションに向けての産学連携と人材育成」と題した基調講演の後,機械系,電気・電子系,情報系,化学・バイオ系,建設系の5分野による専門別分科会が行われました。
専門別分科会は初の試みでしたが,各共催機関((独)産業技術総合研究所北海道センター,(地独)北海道立総合研究機構,(一社)北海道機械工業会,(公社)日本技術士会北海道本部)からのアドバイザーの下,企業技術者と高専教員がそれぞれテーマに沿って議論することで,専門的交流を図ることができました。
基調講演講師の井口氏及び専門別分科会の企業技術者の方々からは,高専側では十分にPRできていると思っていたことも満足にお伝えできていなかったことや,高専の本来あるべき姿等のご意見をいただくことができた大変貴重な機会となりました。
特に,高専OBの方々からは,高専の長所も短所も踏まえた上で,母校の発展のために温かなご助言をいただくことができ,「絆」を強く感じました。
フォーラム終了後は,KKRホテル札幌へ場所を移し,約90名が情報交換交流会で交流を深めました。
▲高橋校長による開会挨拶 | ▲基調講演を行う井口弘前大学学長特別補佐 |
▲基調講演を聴講する参加者 | ▲専門別分科会(建設系)の様子 |