本校学生が,「北海道ハンドメイドエコカー」に出展しました。更新日:2014/02/28
2月14日(金)から16日(日)まで,札幌ドームで開催された「札幌モーターショー2014」と同時に開催されたイベント,「北海道ハンドメイドエコカー」(道内の高校・短大等6校8チームが参加)に,本校の5年生5名が卒業研究で作成した”圧縮空気を使ったモーターを搭載した独創的な自動車”を出展しました。
この展示会は,「北海道の地域性に配慮した手作りエコカー」の制作を通じて,若者のユニークな発想や創意工夫を発信しながら,「ものづくりの楽しさ」の再認識,また,チームワークにおける創意工夫により,学生の技術力・意識の向上と次世代の担い手の育成を目的として開催されたものです。
本校学生が製作した車は,「エコ」の観点から,圧縮空気を動力とするエアモーターをエンジンとして,ライトやウインカーの発光に必要な電気は,エアモーターから排出された圧縮空気を2次利用して発電するものです。
また,北海道の地域性=積雪寒冷地での安全性のために,スタック脱出用のパワーアシストスーツやスリップ路面の状態を確認できるメーターを取り付けると共に,更なる安全性を目指して脳波測定器
を搭載し,居眠りをした場合に警告音が鳴らされるなどの工夫がこらされています。
モーターショーには3日間で11万人を超えるほどの人が来場し,「北海道ハンドメイドエコカー」が展示された「北海道自動車産業ゾーン」も多くの人でにぎわいました。
旭川高専が出展したエコカーにも多くの人が集まり,次々と質問が飛び交うなど,好評のうちに終了しました。
イベント終了後の2月19日(水)に,学生達は指導教員の機械システム工学科 岡田教授と共に校長室を訪れ,当日の様子だけでなく,今回の出展を通して学んだことや感じたことを,それぞれ報告しました。
今回のイベントへの参加は,これから技術者として進む道の中で,貴重な財産となることでしょう。
▲出展ブースの様子 |
▲来場者に説明を行う岡田教授 |
▲出展した学生による校長への報告 | ▲校長,岡田教授を囲んで記念撮影 |