創立50周年記念式典を挙行しました.更新日:2012/10/11
10月5日(金),本校第2体育館において,教職員及び代表学生のほか,同窓生,旧教職員及び地元企業等多数の来賓をお迎えし約600名が参列して,創立50周年記念式典を挙行し,昭和37年の開校から半世紀の節目をお祝いしました。
高橋校長は,式辞において,「井戸の水を飲む時,その井戸を掘った人を思う」の例えを引用し,創設から長年にわたり旭川高専を支えてくださった方々への感謝を述べるとともに,新たな時代へ向けた旭川高専の発展への決意を表明しました。
続いて,来賓としてご臨席された方々からそれぞれ祝辞をいただきました。祝辞をいただい方々は,山野文部科学省大臣官房審議官(文部科学大臣代理),木谷国立高等専門学校機構理事(国立高等専門学校機構理事長代理),板谷旭川市経済観光部ものづくり推進担当部長(旭川市長代理),村上同窓会会長の4氏です。祝辞の後は,田川第5代校長,前第7代校長,同窓会,後援会,明誠寮父母会,旭川高専産業技術振興会,㈱グリーンテックスに対し,特別功労者として感謝状を贈呈しました。なお,最後の校歌斉唱においては,物質化学工学科5年の高木司さんにリードしていただきました。
▲記念式典の様子 | ▲記念式典の様子 |
▲式辞を述べる高橋校長 | ▲祝辞を述べる | 山野文科省審議官
▲祝辞を述べる木谷国立高専機構理事 |
▲祝辞を述べる 板谷旭川市ものづくり 推進担当部長 |
▲祝辞を述べる村上同窓会会長 | ▲記念式典の様子 |
式典後は,校舎前において,創立50周年に際し改修した前庭時計及び寄附者銘板の除幕式を行いました。
▲前庭時計及び寄付者銘板除幕式の様子
午後は,会場を旭川市民文化会館に移して,全学生,教職員,来賓約1,100名が出席して記念講演会を開催しました。本校1期生で東京家政学院大学教授の新田義則氏を講師に迎え,「旭川高専の師と仲間」と題して,開校当時の学生生活から恩師との関わり,また,今の学生に必要な心構えに至るまで,時折ユーモアを交えてご講演いただき,出席者は熱心に聞き入っていました。
▲記念講演会の様子 | ▲講師の新田義則氏 |
記念講演会終了後は,旭川グランドホテルにおいて,約200名の出席者の下,記念祝賀会が盛大に開催されました。高橋校長の挨拶に続き,鏡開きを行い,岩熊函館高専校長のご発声の後,歓談に入りました。歓談中は,西川旭川市長をはじめとしたご来賓の方々にスピーチをいただくとともに,創立からの50年を振り返るDVD映像の上映や,同窓会理事で機械工学科1期生の服部剛さんの進行による第一応援歌斉唱などが行われ,会場では旧教職員と同窓生が旧交を温め合い,あっという間に予定時間となってしまいました。最後は,秋山苫小牧高専校長による万歳三唱で会を締めくくり,散会となりました。
▲鏡開きの様子 | ▲第一応援歌斉唱の様子 |
当日は,学生・教職員ともに,創立から半世紀の重みをかみしめるとともに,未来に向かって決意を新たにする一日となりました。