「FD講演会」を実施更新日:2012/01/19
去る1月6日(金),本校において、阿南工業高等専門学校機械工学科の原野智哉准教授及び松江工業高等専門学校電気工学科の箕田充志准教授を講師に招き,教職員を対象とした「FD講演会」 を実施しました。
先ず,原野講師による「コーオプ教育による働く能力を兼ね備えた企業技術者の育成」では,コーオプ教育による学校と企業での共同教育の必要性や阿南高専での実施例,日本と海外との比較を含めたコーオプ教育の歴史・活用方法等が紹介されました。
次いで、箕田講師による「ラーニング/ティーチングによる学力 向上」では,ラーニング・ティーチングの導入方法の説明や導入後 の成果として「学生が教える」事により,学ぶ学生・教える学生双 方の学力向上に繋がっているとの説明がありました。
また,地域と連携し, 小中学生を対象として行っている地域開放事業を通じた工学分野の 振興活動・成果等が紹介されました。
本講演会は,本校の今後の教育活動及び地域連携活動を推進する上で示唆に富んだものとなり、集まった教職員は熱心にメモを取り聴講していました。また,講演後の意見交換会では各高専の実情について活発な意見交換が行われました。
▲講演後の意見交換会の様子