本校では、去る９月２２日(木)に教職員を対象とした「科学研究費補助金獲得のための研修会」を開催しました。
　この研修会は、科学研究費補助金の獲得に対する教職員の意識向上と、科学研究費補助金への応募件数及び採択件数の増加を目的として実施されたもので、約４０名の教職員が参加しました。
　当日は、長岡技術科学大学から，競争的研究資金などで獲得経験の豊富な斎藤秀俊副学長と鈴木常生助教両名を講師に迎え、講演と実習の部構成で行われました。
　第１部では，斎藤副学長が，「科研費を獲る人が実行していること」と題し，自らの経験談を交えながら、申請書の作成に関するノウハウについて講演を行いました。
　続いて第２部の実習では，鈴木助教から長岡技術科学大学で行われているブラッシュアップ事例の紹介後、旭川高専の教員が作成した申請書を用い、複数の研究者で意見を出し合いながら，ブラッシュアップする方法を実習しました。
　法人化以降、学術研究を推進するうえで外部資金の獲得がますます重要となっているなか、約２時間半にわたる研修会は，大変有意義なものとなりました。

▲鈴木助教の講演を熱心に聴講する教職員	▲講演する斎藤教授（長岡技術科学大学副学長）