去る６月２１日(火)に，寮生を対象とした消防訓練を実施しました。
　これは，学生寮において火災が発生した場合に備え，寮生各自が常日頃から，避難経路，場所及び方法を確認しておくことによって，実際の火災時には冷静かつ迅速に避難できるようにすることを目的としており，毎年実施しているものです。
　当日は，旭川市消防署協力のもと，留学生補食室より火災が発生したとの想定で，実際に火災報知器を作動させ，宿直教員による火災が発生した旨の避難放送後，寮生会役員による迅速かつ適切な避難誘導が行なわれ，発報から約８分で寮生全員が避難を終えることができました。
　消防署員からは，寮生の真剣に取り組む姿勢が高く評価されたほか,火災発生時は迅速な避難が自らの命を救う旨の講話があり，寮生全員が熱心に聞き入っていました。
　また，消防訓練終了後，１・２年生を対象とした「消火器実地訓練」が行われ，初めて消火器に触れた寮生もいましたが，消防署員による指導を受けながら，真剣な面持ちで実地訓練に取り組んでいました。

▲消防署員の講話を聞く寮生	▲消火器実地訓練の様子