新技術説明会において講演更新日:2011/01/21
去る1月17日(月)、東京・JSTホールで「新技術説明会」が開催され、物質化学工学科の富樫教授が講演しました。
(参考URL http://jstshingi.jp/kosen-nt/2010/)
この催しは、大学・高専、公的研究機関およびJST(科学技術振興機構)の各種事業により生まれた研究成果の実用化を促進するため開催されているもので、今回は全国高専の代表6名と長岡と豊橋にある技術科学大学の2名が研究成果を発表しました。
富樫教授は、「トリコデルマ属菌を用いた木製土木資材の腐朽遅延技術」と題し、木製支柱や木製フェンスなど土木構造物の接地箇所に生じる腐朽を阻止する木材保存材に活用できる技術を紹介しました。
会場には他大学の研究者や企業関係者が訪れ、富樫教授の研究内容に関心を示していました。この技術は、今年度特許出願されたもので、今後の幅広い分野での活用が期待されます。
▲講演の様子 | ▲本校シーズ集より |