去る２月３日(火)に産業財産権標準テキストを活用した知的財産教育推進協力校事業の一環として、プロメテ国際特許事務所弁理士の 田村　爾 氏を講師に招き、産業財産権に関する講演会を実施しました。
　この事業は独立行政法人工業所有権情報・研修館及び社団法人発明協会が教育機関における産業財産権教育の支援を目的として実施している「産業財産権標準テキストを活用した知的財産教育推進協力校」として委託されたもので、本校では過去にも３回、同事業の推進協力校となっており、「産業財産権論」及び「法学」の授業の中で特許や商標に関する研究授業を実施しています。
　また、講演会は関連科目を履修している学生はもとより、本校教職員にも公開して行われ、当日は約３０名の参加者が受講しました。
　 講演会では、田村講師から産業財産権活動と技術の新規性、進歩性の見極め方のポイントなど具体例を提示しながらわかりやすい内容で約１時間半に渡り講演が行われました。
　受講者らは終始熱心に講演に耳を傾け、講演会終了後には、受講者から活発に質問が出され、参加した受講者にとって大変有意義なものとなりました。

▲熱心に講演を聴き入る受講者ら