「第1回 北海道地区産学官連携 業務担当教職員研修会」を開催更新日:2008/12/24
去る12月8日(月)、第1回北海道地区産学官連携業務担当教職員研修会が旭川高専を幹事校として札幌市内のホテルで開催されました。
同研修会は、国立高専機構が文部科学省委託事業「産学官連携戦略展開事業」の採択を受けたことに伴い、同機構と各地区の高専が共に組織的に産学官連携活動に取り組むため、円滑な産学官連携業務の運営・処理に資することを目的とし、旭川高専を中核として、道内各高専教職員及び北海道地区産学官連携コーディネーターを対象に情報の共有化と専門知識の講習を行ったもので、当日は、道内各高専の産学連携業務を担当する教職員ら、併せて41名が参加しました。
研修会では、始めに旭川高専の高橋校長から挨拶があった後、高専機構の小田理事から「国立高専の産学官連携・地域連携の新たな戦略と展開について~北海道地区への期待~」 と題して講演が行われました。引き続き、ノーステック財団の西岡新事業推進室長、東藤産学官連携コーディネーター、旭川高専の土田地域共同テクノセンター 長から地域イノベーションの推進や産学官連携コーディネーターの取組、産学官連携の地域戦略展開モデルなどについてそれぞれ講演が行われました。
また、道内4高専の地域共同テクノセンター長から各高専における産学官連携活動事例の活動報告が行われた後、質疑応答が行われ、活発な意見交換が交わされました。研修会の最後には知財演習トレーニングも実施されました。
研修会終了後、会場を移して懇談の場が設けられ、出席者らは互いに情報交換や相互理解を深め、盛況のうちに終了しました。
▲講演する小田高専機構理事 | ▲熱心に研修会に臨む参加者ら |