2年目のものづくり中核人材 育成研修がスタート更新日:2008/11/06
去る10月11日(土)、本校の大会議室において平成20年度産学連携人材育成事業(産学人材育成パートナーシップ事業)(経済産業省委託)「ものづくり中核人材育成研修」の開講式を実施しました。
同事業は昨年度に引き続き今年で2年目の実施となるもので、経済産業省が産学連携で行う実践的な人材育成カリキュラム開発支援を目的に、管理法人を旭川商工会議所、中核教育機関を旭川高専として開発設計や生産など製造現場で中核的な役割を果たす人材を育成するための教育プログラムの開発を行います。
また、今年度は、通常の研修カリキュラムを全て受講する研修コースのほか、仕事等の都合によりなかなか全講習を受けられないという方、もしくは自身の必要な講座のみを受講したいといった方を対象としたスポットコースの2パターンで受講者を募集し、それぞれ研修コース10名、スポットコース10名の計20名の応募がありました。
開講式では、受講者のほか、同事業の関係者らが出席するなか、旭川商工会議所 佐藤専務理事の挨拶に続き、本校の高橋校長から「生産拠点が海外にシフトしているなか、技術者には知的財産の創出や自ら技術を創成する能力が求められてい る。本研修により、これらに対応できる地域の中小企業人材の育成に貢献したい」との抱負が述べられました。
引き続き行われたオリエンテーションでは、土田プロジェクトコーディネーターから同研修のカリキュラムおよびスケジュールについて説明が行われました。開講式終了後には、早速、「3次元CAD技術」の講座が行われ、受講者たちは、真剣な表情で熱心に受講していました。
なお、同研修は10月11日(土)の講座を初日に、ものづくり実践基礎講座「技術編」及び「管理編」として翌年3月7日(土)まで、合計108時間(研修コースの場合)を開講する予定です。
▲受講者及び関係者らが出席するなか行われた開講式