去る１２月２６日(水)、技術室技術職員研修を実施しました。
　この研修は、本校技術 室職員の資質向上を目的として、平成１４年度から毎年実施しているもので、午前中は、本校教員による、「極低温の技術で超高温の宇宙をみる 」、「特許を中心とした産業財産権について」と題した講義が行われ、Ｘ線天文学や知的財産に関する最近の動向について理解を深めました。また、午後から は、市内の「旭川市工芸センター」及び「北海道立北方建築総合研究所」を訪問し、試験装置や実験施設等を見学するとともに、旭川市の地場産業である木材加 工や寒冷地における居住環境向上を題材とした共同研究等の状況に関して、担当職員から説明を受けました。
　受講者は、新たな知識の習得はもちろんのこと、地域共同テクノセンターを中心とする本校の産学連携事業への支援など、今後ますます重要となる技術職員の役割を再認識し、さらなる資質向上の動機付けとなる良い機会となりました。