去る１０月３０日(火)に産業財産権標準テキストの有効活用に関する実験協力校事業の一環として、株式会社日立製作所トータルソリューション事業部公共・社会システム本部社会システム部主管技師長である安藤正博氏を講師に招き、産業財産権に関する講演会を実施しました。
　本校では平成１６年度、１８年度にも同事業実験協力校となっており、「産業財産権論」及び「法学」の授業の中で特許や商標に関する研究授業を実施しています。
　今年度、２回目となる同講演会では前回と同様、関連科目の履修学生はもとより、教職員及び地域企業にも広く公開して行われ、当日は１００名を超える参加者が受講しました。
　講 演会では、安藤講師から「日本の将来を担う技術者への道」と題して、産業界トップ企業の技術動向と知的所有権の取組活動に関する内容の他、技術者としての 倫理や技術者魂、さらに技術士制度について自身の経験談を交えながらわかりやすい内容で約１時間半に渡り講演が行われました。
　受講者らは終始熱心に講演に耳を傾け、講演会終了後には、受講者から活発に質問が出され、参加した受講者にとって大変有意義なものとなりました。