ものづくり中核人材育成研修がスタート 更新日:2007/10/22
去る10月11日(木)、旭川商工会議所にて経済産業省から委託を受けて実施する平成19年度中小企業産学連携製造中核人材育成事業「ものづくり中核人材育成研修」の開講式を実施しました。
この事業は、経済産業省が産学連携で行う実践的な人材育成カリキュラム開発支援を目的に実施している同事 業に、管理法人を旭川商工会議所、中核教育機関を旭川高専として採択されたもので、開発設計や生産など製造現場で中核的な役割を果たす人材を育成するため の教育プログラムの開発を行います。
開 講式では、受講者の他、本事業の関係者らが多数出席する中、始めに旭川商工会議所理事・事務局長の佐藤和明氏の挨拶に続き、同校の前校長から「本事業を通 して本校と地域企業との連携をより一層推進したい」との抱負が述べられ、また、中屋旭川市副市長、森本北海道経済産業局地域経済部長から挨拶の中で、「旭 川市の経済発展の起爆剤となるような人材育成カリキュラムを目指してほしい」と激励の言葉が述べられました。
引き続き行われたオリエンテーションでは、同校の土田地域共同テクノセンター長から同事業の概要につい て、また同校機械システム工学科の岡田教授から北海道経済の現状とカリキュラム構成について講演が行われました。開講式終了後には懇談会が行われ、出席し た受講者たちは関係者や受講者間で意見交換等を行い、交流を深めていました。
なお、同事業は10月13日(土)の講座を初日にものづくり実践基礎講座「技術編」及び「管理編」として翌年3月1日(土)まで合計63時間を開講する予定です。