産業財産権に関する講演会を実施更新日:2007/09/21
去る9月11日(火)に産業財産権標準テキストの有効活用に関する実験協力校事業の一環として、ユビランド知的財産綜合事務所所長である弁理士の星野裕司氏を講師に招き、産業財産権に関する講演会を実施しました。
この事業は独立行政法人工業所有権情報・研修館及び社団法人発明協会が教育機関 における産業財産権教育の支援を目的として実施している「国立高専における産業財産権標準テキストの有効活用に関する実験協力校」として委託されたもの で、同校では平成16年度、18年度と授業科目「産業財産権論」及び「法学」を通して特許や商標に関する研究授業を実施しており、その授業の中で今回の講 演会を実施したものであります。
また、講演会は、関連科目を履修している学生はもとより、同校教職員及び地域企業にも広く公開して行われたことから、当日は90名を超える参加者が受講しました。
講 演会では、星野講師から「特許提案における新規性,進歩性要件の必要性とノウハウ」と題して、特許の基礎的事項から新規性を理解するうえでのポイント、進 歩性における有利な効果のポイントについて具体例を提示しながらわかりやすい内容で約1時間半に渡り講演が行われました。
受講者らは終始、熱心に講演に耳を傾け、講演会終了後には、学生を始め、教員や企業の知財担当者からも活発に質問が出され、参加した受講者にとって大変有意義なものとなりました。